画像生成にはStable Diffusionを使ってて、自宅PCで動かしてます。Google Colabなんかを使ってもいいんですが、エロとかやってるといつか怒られるんじゃないかという気もするし、ローカルの方が融通効くし。
生成AI用のPCとなるとスペックとか色々気になるところですが、ウチは予算を抑えて始めただいぶ貧弱な環境なので、あえて紹介を。低コストで始めたい方の参考になれば。
ベースPC
元々9~10年くらい前に組んだ自作PCがベースで、生成AI試してみようと思ってメモリを最大まで積んで、グラボを追加した感じ。生成AI始める前、手を入れる前がこのくらいのスペック。
- CPU:Core i7-4790K
- メモリ:16GB
- SSD:SATA 300GB
- グラボ:オンボード
買った当時はグラボ以外ハイエンドな感じで、20万以上は掛った気がするけど、今だと多分時価2~3万円くらいかな?メインをMacに移行して最近はあんまり使ってなかったけど、普通に使う分にはまだそんなに困らない感じ。
フル性能は無理でも一応最近のグラボ載るからギリギリ使えるんじゃないかと思って、今回はここから最低限の部品追加で始めてみた。
追加部品
追加した部品がこんな感じ。買ったのは去年だけど時期が数か月離れてたりするので、金額は購入当時。
- メモリ:DDR3 1600 8GB×2(シリコンパワー) 3,000円くらい
- SSD:NVMe1.4 M.2 2280 2TB(Acer)14,000円くらい
- グラボ:RTX3060 12GB(MSI ドスパラ) 42,000円くらい
合計で約6万円。
必須と言えるのはやっぱりグラボで、定番のRTX3060 12GB。もう少し安いのでも最低限の画像生成なら大丈夫と思うけど、やりたいこと増えたときのためにもこのくらいが最低ラインと考えたほうが良いんじゃないかと。買ったの半年前位で、その頃これより性能求めると10万円クラスになるイメージだったので、お試しで買うにはこの辺が限界だった(汗)。今だとRTX4060ti 16GBが7万円くらいからあるみたいだから、そっちを選ぶかも。動画生成とかSDXLとか使うなら16GBが欲しいので。
メモリは不足していたというよりは、安いから買っといたという感じ。実際のところ画像生成中でも16GBで足りてるっぽい。SSDは容量の問題で交換。いずれCPUとか入れ替えるつもりでNVMe1.4にしたけど、今んとこはマザーボード古すぎてSATAのSSDとほとんど変わらん性能しか出てないと思う。
あと、古いPCベースだと普通は電源は変える必要あるかと。自分の場合は過去に故障で電源入れ替えてて、たまたま余裕があったのでそのままな感じ。
性能
今回比較対象調べててハローアスカベンチというのを知ったので、こちらと条件揃えてやってみた。結果的には大体10枚生成するのにほぼ1分ちょうど。参考サイトの同一グラボ構成と比べると、だいたい1.5~1.6倍の時間。遅いのは間違いないけど、ベースが10年近く前のPCなことを考えると健闘だと思う。
結論
RTX3060 12GB搭載のゲーミングPCがメモリ16GB、SSD500GBで12万円前後で売られてるみたいだから、今回半額くらいの予算でこの性能なら古いPCの有効利用としては悪くなかったかなと。ここからグラボの足を引っ張らない程度に中身を更新するのも3~4万くらいでいけると思うし。
今更こんだけ古いPCを積極的に購入するのはどうかと思うけど、自分みたいに手元の古いPCの有効活用とか、手頃に入手できるのならアリな選択肢と言えそうかな。
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